当院の小児科領域について

当院の小児科領域では発熱、咳・鼻水などの気道症状、腹痛・下痢・嘔吐などの消化器症状、肌荒れ・じんましん・アトピーなどの皮膚トラブルを中心に、小児でみられる一般的な症状・疾患を総合診療医が診察させていただきます。
また、普段使っている薬の継続処方などにも対応させていただきますのでお気軽にご相談下さい。
小児科専門医は常駐しておりませんが、専門的な治療が必要と判断した際は、連携している専門医療機関へとご紹介いたします。

※当院の小児科領域の診療の対象は1歳以上の患者様とさせていただきます。

発熱

発熱は炎症や免疫機能の亢進に伴う一種の防御反応ですが、小児においてその原因は感染症が最も多くなっております。お住まいの地域や集団生活上の流行などを念頭に症状や経過から病原体を想定し、必要な治療を行います。

気道症状

小児の症状では咳・鼻水が最も多く、原因はウイルスによる急性上気道炎（風邪）、肺炎、気管支炎、喘息など様々なものがあります。発熱を伴っているかどうか、症状が急性か慢性かなどの経過から疾患を鑑別していきます。

消化器症状

腹痛・嘔吐・下痢は胃腸炎により生じることが多いですが、強い腹痛や血便を伴う場合には別の原因が隠れていることもあります。また、長引く嘔吐や下痢では脱水症状にも気を付けて治療を行う必要があります。

皮膚トラブル

アトピーなどによる慢性的な皮膚の炎症症状に対しては保湿剤によるスキンケアを中心に、必要に応じてステロイド等の外用薬を使用して治療を行います。急性に出現した発疹は感染やアレルギー反応等が原因であることが多く、症状に応じた治療を行います。